なにかを空の前において見上げるのが好きです
青い空は一番ぜいたくな背景になる
今は桜の花がきれいにさいているから
気を見つけると寄って行って首を少し上に向けて眺めます
桜の花は木のさきにまるく固まって咲いていて
なんだかじっとりと生を感じる
さわるとたいてい桜の花びらは
とても冷たくてなまなのです
今日は住宅地のそばの公園で黒よぎと白ヤギを
散歩させているおじいさんに出会いました
何でもないような顔でやぎたちは
低く、地面の透けて見える程度に生えた草を
食べていて
私はユキちゃんを思い出しました
ユキちゃんはのハイジにでてくる
赤い首輪にすずをつけた可愛いちいさなやぎです
アルプスのハイジにでてくるヤギたちはみんな
ふさふさの草をたべているのでしょう
この白黒ちゃんたちは
きっとこの先アルプスへ行ったら
低い地面にはうような草でも上手に
あの口先だけ使ってつまむような動きで
食べれるんじゃないかなと思いました
牧場にいきたいな~~
take me out to the stock farm~♪
魔女の宅急便に出てくる貨物列車の
乾草のベッドで目覚める朝
牛に足の裏をなめられてめざめたいな~
牛の舌はきっとすごくざらざらして
ひんやりと冷たいのでしょう
残念ながら多分乾草のベッドは
皮膚の弱いわたしにはむいてないけど
わたしのベッドの周りは
良く言うと秘密基地みたいに
悪く言うと散らかった 本にまみれています
おやすみなさい!
2015年3月29日日曜日
2015年3月24日火曜日
むかしよりうんと
むかしよりうんと
うまく生きられるようになったと思います
洗濯物を回しっぱなしにして生乾きにさせることも
朝に二度寝をしていちにちの予定がうじゃむじゃになることも減りました
きのこの山ばかりかうことも減ったし
野菜を冷蔵庫で腐らせることも減りました
プリントの整理もうまくなったし
ノートもなかなかきちんととります
まえよりも悲しむことも減りました
たくさんのひとのなかでうまく振舞えなかったり
自分を周りに人と比べてそのあんまりにもたいしたことのない
女の子な自分に
ぽっかりとしたやるせなさを
おもうことも
うんと減りました
わたしの大好きな友達は
たいていもうしっかりとした大人としての
考えとユーモアをもっていたから
いままでどうして
私みたいな心のやわい塊と
一緒にいてくれたのかなあと
思います
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつるすべてのことはメッセージ
大好きな魔女の宅急便の歌の歌詞です
前よりはずっと意味が分かるような気がします
いっぱいありがとうをいいたいひとがいるけれど
とってもうそっぽくて言葉ではいえません
だいすきなおじいちゃんがこの間死んでしまいました
がちゃぽんとアイスとケーキを
いっぺんにやらせてくれる
わたしのことが大好きなおじいちゃんでした
100円玉をがちゃぽんのために貯金していてくれました
そういうおじいちゃんが本当に大好きでした
おじいちゃんは私のことが大好きでした
わたしは、テスト期間で
お葬式にでられませんでした
でもきちんとテストをうけるほうが
おじいちゃんは嬉しいと思いました
おじいちゃんは私が
しあわせになるのが嬉しいだろうなと思いました
わたしはおじいちゃんが大好きだから
おじいちゃんを喜ばせてあげたいと思います
だから死んだおじいちゃんに初めて会いに行った法事で
おじいちゃんの写真に手を合わせながら
わたしはしあわせになることを誓いました
わたしはのんびりと
まあいいやで生きてきて
今も後悔はしていません
でももうすこし本当に
なにがしたいかきちんと考えようと思いました
ちょっと面倒くさいこともやろうと思いました
すてきだなって思う友達の真似をしようと思いました
おじいちゃんが見てると思うと
少しいつもより踏ん張れるし
おじいちゃんが見てると思うと
たまに怠けてても
いいよ~って言いそうだから
起き上がれることも発見しました
わたしはひとりだけど
命は
私だけのもじゃないと思いました
やさしさに包まれてると思いました
くるまれて私は
おじいちゃんのやさしさと一緒に
しあわせになろうとおもいます
久しぶりの更新でした
登録:
投稿 (Atom)