2015年4月22日水曜日

アイリス

アイリスという
自閉症の女の子

書いた絵が

絵をそんなにくわしくない
わたしのあたまを
離れない
不思議

綺麗というか
ジーっと見てしまうなにかがあるような気がする

絵を見るたびに
アイリスちゃんには

自然がそう見えてるのかなと

おもう

風景のなかの
いちいちの輪郭とか
そうゆうものをこえて

自然の法則のいろ?

色に目がいく

そんな絵

みんな人間はきっと
自然にはかなわないんだとおもう

自然には魅了されちゃうんだとおもう

科学者も
物理学者も

芸術家も

相手にしているのはいつのまにか

自然なんじゃないかなとおもう

東田直樹さんのほんが
いつもそれを
私に思わせる

東田さんはまちがいなく
わたしの世界を広げてくれたひとです

重度の自閉症の東田さんは
くるくると興味の対象がかわっていくんだって

人と話してても
いつのまにか
うつくしい雲の流れに
注目がいくんだって

一番美しいものに
目がいくんだって

どうしても
自然に目がいってしまうんだって

わけがわかるっていうのは
受け入れるためになんて必要なことなんだろう

この事を知るだけで
自閉症の人への目がうんと
変わった気がする

彼らには
自然が本当の姿で
見えてて

それに浸れる瞬間を
持ってるのだとおもう

その目には
どんなふうに
うつるのだろう


最近そんなことばかり考えている

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