嘘つきたくないのに
いったあとからすぐ
嘘ついたような気持ちになる
ハキハキと話すひとをみると
彼らの心の色はきっと
ぱきぱきとした
色
なにも選んでこなかったわたしの
こころも
人生のいろはきっと
水を含みすぎたにじんだいろ
ふやけた画用紙
もう大人になるということは
その色を
それは赤だよ
それは白だよ
って教えてくれるひとは
もういなくなってしまう
ということなのかな
なにかを知るたびに
なにも知らなかったことを学ぶ
とても空っぽの体で
はばだけはとって
密度の薄い姿で
生きてきたんだと思う
ふさわしい存在感になりたい
中身と体積に
ギャップがない
密度のある
わたしは体積をうんと小さくしたい
(体重的ないみでも)
わたしはもっと
影響力のない
何事も成せそうにない
たいしたひとじゃないって
いいたい
無理して広げた
存在感みたいなもの
早く消えてほしい
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