2015年4月17日金曜日

うそつきたくない

嘘つきたくないのに

いったあとからすぐ

嘘ついたような気持ちになる

ハキハキと話すひとをみると

彼らの心の色はきっと
ぱきぱきとした

なにも選んでこなかったわたしの
こころも
人生のいろはきっと

水を含みすぎたにじんだいろ
ふやけた画用紙

もう大人になるということは

その色を

それは赤だよ
それは白だよ

って教えてくれるひとは

もういなくなってしまう

ということなのかな

なにかを知るたびに
なにも知らなかったことを学ぶ

とても空っぽの体で
はばだけはとって
密度の薄い姿で
生きてきたんだと思う

ふさわしい存在感になりたい

中身と体積に
ギャップがない
密度のある

わたしは体積をうんと小さくしたい
(体重的ないみでも)

わたしはもっと
影響力のない
何事も成せそうにない

たいしたひとじゃないって
いいたい

無理して広げた
存在感みたいなもの

早く消えてほしい


0 件のコメント:

コメントを投稿