2014年12月3日水曜日

ホットチョコレートにはかなわない

日曜日にテストが終わるとすぐに
夜に予約してあったミュージカルのために
六本木へ向かいました。

そのまま青山ブックセンターへ
いつのまにか児童所コーナーの本の帯には
クリスマスプレゼントという文字。


絵本をプレゼントに送るのってなんて素敵なのだろうと思います。
子供ができたら覚えるほど
読んであげる準備はできています。

でも
絵本、まだ私もほしい。


酒井駒子の
はんなちゃんがめをさましたら


ビバリードノフリの
ないしょのおともだち

を読んで買うか悩んで買いませんでした。


はんなちゃんが夜外をそっと眺めるシーン
夜の窓辺はとてもいいものです。

夜は街を静かにしてくれて
不思議と
その時間が一番音が聞こえます。


ないしょのおともだちは
やっぱりネズミと女の子のこっそりな友情に
あこがれちゃう
スプーンをわざと落として視線をあわせるなんて
なんて楽しそうなんだろう


絵本は
子供のために買うのをとっておくことにします


もう揺らいでいるけれど、心は


児童文学ではじめに好きになったのは
若草物語でした。

若草物語から、第四シリーズの
プラムフィールドの話まで
すべて集めて繰り返し繰り返し読みました。

読書の好きな2女ジョーに自分を重ねながらも
3女ベスのすみれみたいな可憐さに憧れていました。

ベスが亡くなるたびに泣きました。
ジョーの子供がいたずらをするたびに
あとでバレると知っているので
怒られる!と思いながら
こわごわとよみ進めました。


児童文学くらい、心躍らせるもの
ないと思います。

レ・ミゼラブルやアンクル・トムの小屋
少し悲しい世界もなぜかとても好きでした。

レ・ミゼラブルはミュージカルが話題になりましたね。

母のとても好きな本だから、
あたりまえに家にあって
いろんな訳を読みました。
読んだことない人が感動したのか
歌に感動したのか、わからないのですが
(私も見たけど歌もとっても素敵でした)
お話に感動したなら
本も読んで欲しいです。

もっともっと
ジャベール刑事についても
ジャン・バルジャンについてだって
コゼットのことも
知れる

そしたらもっとこの物語の魅力に
惹き込まれてしまうと思います。

児童文学について話すととてもわくわくしてしまう。


すごくお気に入りなのが

チャーリーとチョコレート工場の秘密で有名な

ロアルドダールさんの

「マチルダは小さな大天才」

マチルダは本が大大大好きな
ものすごく賢い女の子


マチルダの影響はものすごく受けています。
私がホットチョコレートに出会ったのも

マチルダが飲んでいたから。

小さいからだ(彼女は5歳なので)
を大きい肘掛けつきのソファにうずめて
ホットチョコレートを飲みながら
膝に彼女にとっては大きいチャールズディケンズをのせてどっぷりと読むのです。

マチルダのような友達がずっとずっと
欲しかったし、マチルダが
私の最初のあこがれの人。

小学2年のときかな?


こないだ友達にと台湾にいったのですが、
台湾のひとはとても甘い飲み物を頻繁に飲んでるみたいで
道行くところにカフェがありました。

そして
ホットチョコレートも!

ついつい
本当は渋いお茶がのみたいのに
(むこうは緑茶にも砂糖をいれていました!)



きづけば、ホットチョコレート


ホットチョコレートにはかないません。

自分で稼げるようになったら
ふかふかの肘掛けのついた
できればテーブルのついた
ソファを買って
ディケンズを読みます。

もちろんホットチョコレートを飲みながら








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