2014年10月3日金曜日

ホンのひととき


中江有里さんの「ホンとひととき」





生きるみたいに本を読んでいる人の本でした。

帯に書かれた ああ、もっと読みたい。 っていう言葉に

うんうんってなって、

このひとと話してみたいなあって思います。




私はいいエッセイを読むとたいていその人のことも

好きになってしまいます。

自己啓発みたいにくくられていても

(私は~せよ。と書いてあるような
自己啓発は高いし表現が少なくてなかなか苦手なのですが)


文章を読んで書いてる人がいいひとそうだったら

ファンになって何度も読みます。



個人的には書いている人がふとっていないというのも

大切なポイントです。

清潔に太っている人は大丈夫です。



最近では、メジャーで活躍中の岩隈久志投手の

「感情をコントロールする技術」 ワニブックス

がとてもよかったです。

主に緊張しないためや、落ち込まないためのヒントが

書いてあるのですが、

ただ方法論ではなくて、岩隈投手が実際に経験したエピソードが

必ずのっていて

読んでいて飽きないし説得力がありました。

素直で読んでいて気もちのいい文章だなあと

岩隈投手のことが大好きになってしまいました。


▼▼▼

結局のところ、どんな背番号だろうと、どんな肩書きだろうと

自分がやるべきことをやらないことは、

そこには価値が生まれないのです。

▲▲▲


ということばには叱られた気がしました。



なにかしたことを 経験 にするか 体験 にするかは

いつも自分で選べるんだなあと思います。


ふわふわしてしまう大学生の時期に出会えていい言葉だと思いました。

岩隈投手におこられたら素直になれる気がします。


一番のお気に入りの部分は

▼▼


野球は‘ミス‘によって成り立っているスポーツです


▲▲

というところです。

いいなって思いました。

野球好きですが、もっと好きになった。




本は好きな人のことも教えてくれて

ホンとうにいいものですね。






最後に

「感情に、特に悲しい感情に

鈍感になってしまえば、

やり過ごせる瞬間はたくさんくると思います。」


最初に紹介した本の一節です。


悲しい気持ちになりました。

もしまわりのみんなが

うまくやり過ごせるようになっていって

そういう気持ちになることがあるって

忘れてしまったら

わたしはとてもさみしいです。


中江さんもそうはなりたくないって言っていたけど

きっと感じないことがおとななんじゃなくて

認めて、大ごとにしないことが

おとななんじゃないかなだと思いました。




今日は実験の発表があったので

真面目モードでした。

おやすみなさい!

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